ルカの福音書19章1〜10節

「主よ。ご覧ください」

(田口吉元宣教師、証し:悦子師)


 よく知られているザアカイの話を通して、イエスが私たちに伝えたいと思われたことをまとめます。

1)まことの神との出会いを失ってはならない。自分には必要ないと思って、聞き捨てることのないように。

2)継続的な信仰、教会の大切さ。

3)信仰の行動は、社会や人々の目を恐れてはならない。

4)自らの生活の中で、悔い改める。

5)信仰の実は、自分の行動範囲の中にしか実を結ばない。

 ザアカイは、「主よ、ご覧ください」と自分の生活について語り出しました。「主よ、ご覧ください。」キリスト者は、日々の生活を人に見られるためにするのではありません。大切なのは、主に見ていただくことです。神は、それぞれに教えて下さいます。「主よ、ご覧ください。」神に見て頂いて生きることが、まことの幸いであり、意味ある人生です。

 神の眼差しを、全身で感じて歩ませてください。みことばが道標です。喜んで従うことができるよう、助けてください。

 

【聖書】8節「ところがザアカイは立って、主に言った。『主よ。ご覧ください。』」

******

<証し> 田口悦子師

詩篇89:1「私は、主の恵みを、とこしえに歌います。あなたの真実を代々限りなく私の口で知らせます。」

 これまでの人生、すべてに感謝です。まさか、このような病を得るとは思いませんでしたが、それでも私はお祈りができるし、証しをすることができます。川越に導かれたことも、本当に感謝です。